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セッション一覧


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Updated August 12, 2010

■プログラム公開中■


1.講演セッション一覧

2010年年会で一般講演を募集するセッションは以下の「スペシャルセッション」 4種「レギュラー セッション」 5種です。

 

スペシャルセッション 口頭, ポスター

S1: サブダクションファクトリー

S2: 表層環境における鉱物−水界面とナノ鉱物

S3: 岩石-水相互作用

S4: はやぶさ:小惑星イトカワからのサンプルリターン(口頭のみ)        (日本地球化学会と共催セッション) 

レギュラーセッション 口頭, ポスター

R1: 地殻物質

R2: 鉱物合成・成長・物性・地球深部物質

R3: 地球外物質

R4: 変成岩及びマグマプロセス

R5: 岩石・鉱物・鉱床一般(資源地質学会と共催セッション)

2. 趣旨と概要 [a]→@
■S1:サブダクションファクトリー

趣旨と
概要

沈み込み帯のマントルや地殻におけるマグマの成因,マグマ発生から噴火までのマグマプロセス全般,広域的な火山岩組成変化や個別の火山の岩石についての話題,またサブダクションファクトリーの機能と構成を対象とする。マグマとマントル・地殻との相互作用,マグマの移動・蓄積,マグマの地殻内上昇プロセス,海洋地殻,大陸地殻の成因などを含む。

コンビーナー

田村芳彦:ytamura[a]jamstec.go.jp
大場 司:t-ohba[a]gipc.akita-u.ac.jp

伴 雅雄:ban[a]sci.kj.yamagata-u.ac.jp

■S2:表層環境における鉱物−水界面とナノ鉱物

趣旨と
概要

鉱物表面における吸着,拡散やナノ結晶形成は地球表層環境において元素の挙動を支配する重要なプロセスであり,その本質的理解はマクロスケールの元素分配モデル構築のために必須の条件である。本セッションは,そのような地球表層環境を支配する素過程の解明を目的とした研究発表を幅広く募集する。多様な分析技術(ICP, XAFS, XPS, SAXS, TEM, SEM)を用いた研究や,理論的なアプローチをとる研究を歓迎する。

コンビーナー

福士圭介:fukushi@kenroku.kanazawa-u.ac.jp"
宇都宮聡:utu[a]chem.rc.kyushu-u.ac.jp

■S3:岩石-水相互作用

趣旨と
概要

岩石・鉱物(隕石,宇宙物質も可)と多様な流体(水,CO2,炭化水素など)の間の,主として化学的相互作用が引き起こす,多様な鉱物科学的変化について,広く研究成果を公表する場としたい。2008年以来,学会の「岩石−水相互作用研究部会」としての公的行事としてスペシャルセッション設置を認めていただいてきたが,部会として今後も鉱物科学と地球化学の境界領域にあたる「岩石−水相互作用」研究を進めて行きたく,今年もセッション設置をお願いしたい。2009年には,「岩石−水相互作用」セッションを土台に和文会誌に特集号(題材:CO2地中貯留)を編纂した。今年のセッションからも,このような形のものが作れればよいと期待している。

コンビーナー

土屋範芳:tsuchiya[a]mail.kankyo.tohoku.ac.jp
奥山康子:okuyama-gsj[a]aist.go.jp

藤本光一郎:koichiro[a]u-gakugei.ac.jp

S4:はやぶさ:小惑星イトカワかわのサンプルリターン (口頭のみ)

趣旨と
概要

小惑星イトカワでのサンプル採取をおこなった探査機「はやぶさ」が20106月の地球帰還を目指す旅路の途中にある(20101月現在)。「はやぶさ」が地球に帰還すれば,月岩石,彗星塵に続き,人類が能動的に地球外からサンプリングした3例目の試料を我々は手にすることになる。本セッションでは「はやぶさ」リターンサンプルの初期分析の最新結果の報告とともに,初期太陽系における物質進化に関して,惑星科学,鉱物学,地球化学など様々な見地からの研究発表を募集し,分野を横断した活発な議論の展開を期待する。

コンビーナー

橘 省吾:tachi[a]eps.s.u-tokyo.ac.jp
伊藤正一:sitoh[a]ep.sci.hokudai.ac.jp

R1:地殻物質

趣旨と
概要

本セッションでは,地球表層・地殻・上部マントルを構成する物質の化学組成と結晶構造(組成や構造の微細な不均一性・ナノスケール構造・結晶欠陥などを含む)、および鉱物記載や流体包有物・固相包有物・表面特性等を対象とする広い分野の研究と、これらに関する分析・評価手法の開発について広く募集する。

コンビーナー

宮脇律郎:miyawaki[a]kahaku.go.jp
赤坂正秀:akasaka[a]riko.shimane-u.ac.jp
佐藤 努:tomsato[a]eng.hokudai.ac.jp
黒澤正紀:kurosawa[a]geol.tsukuba.ac.jp

■R2:鉱物合成・成長・物性・地球深部物質
趣旨と
概要
本セッションでは、鉱物合成・結晶成長と溶解・相転移・結晶から非晶質(メルト)までの物性(磁気的・光学的・熱力学的性質、表面特性など)の研究、および超高圧高温実験・計算機実験などを通じた地球深部物質や地球深部ダイナミクスの研究に関する発表を広く募集する。
コンビーナー

長瀬敏郎:nagase[a]mail.tains.tohoku.ac.jp
井上 徹:inoue[a]sci.ehime-u.ac.jp
鍵 裕之:kagi[a]eqchem.s.u-tokyo.ac.jp
永井隆哉:nagai[a]mail.sci.hokudai.ac.jp

■R3:地球外物質
趣旨と
概要
プレソーラー粒子,宇宙塵,隕石,月試料など地球以外を起源とする固体惑星物質の研究発表を募集する。
コンビーナー

圦本尚義:yuri[a]ep.sci.hokudai.ac.jp
海田博司:kaiden[a]nipr.ac.jp

■R4: 変成岩及びマグマプロセス
趣旨と
概要

地殻およびマントルに産出する火山岩,深成岩および変成岩について,フィールド調査,岩石記載,化学分析,同位体分析,高温高圧実験などの室内実験やモデル計算等をもとにした火成作用・変成作用の解析に関する研究発表を募集する。

コンビーナー

宮本知治:miyamoto[a]geo.kyushu-u.ac.jp
亀井淳志:kamei-a[a]riko.shimane-u.ac.jp

■R5:岩石・鉱物・鉱床一般(資源地質学会と共催)
趣旨と
概要
岩石学,鉱物学,鉱床学に関する研究発表を広く募集する。
コンビーナー

角替敏昭:tsunogae[a]geol.tsukuba.ac.jp
松本一郎:chromim[a]edu.shimane-u.ac.jp