岩鉱学会・鉱物学会 平成14年度合同評議員会議事録
平成１４年度第２回日本岩石鉱物鉱床学会・日本鉱物学会合同評議員会議事録
平成１４年度第１回日本岩石鉱物鉱床学会・日本鉱物学会合同評議員会議事録
平成１４年第２回日本岩石鉱物鉱床学会・日本鉱物学会合同評議員会議事録
日時：平成14年10月3日(木)12:30〜13:30
場所：大阪大学豊中キャンパス共通教育機構（A302号室）
議長：飯石鉱物学会会長
書記：吉田武義（岩鉱学会）
出席者：赤井純治、赤荻正樹、荒井章司、有馬 眞、榎並正樹、 藤巻宏和、 藤野清志、 廣井美邦、堀内弘之、
逸見千代子、飯石一明、石渡 明、板谷徹丸、鹿野和彦、貴治康夫、 木股三善、北村雅夫、工藤康弘、
黒澤正紀、草地 功、 松原 聰、松井正典、溝田忠人、中牟田義博、西山忠男、小畑正明、大谷栄治、
小山内康人、佐藤博明、鈴木和博、田切美智雄、留岡和重、土`山 明、月村勝宏、吉朝 朗、吉田武義
計36名
議題
報告事項
１．鉱物学会の各担当幹事が以下のように新しいメンバーに交替したことが紹介され，岩鉱学会では、有馬会長から
荒井新会長に替わったことが紹介された．その後、飯石鉱物学会新会長を議長として，議事を開始した．
会長：飯石一明、庶務幹事：吉朝 朗、会計幹事：留岡和重、
行事幹事：工藤 康弘、特務幹事、広報：柳澤教雄、和文誌編集：松原 聰、欧文誌編集：藤野清志、
国際交流幹事：松井正典、 会員幹事：杉山和正
２. 統合雑誌出版の現状と今後についての報告
和文誌編集委員会委員長（藤巻）より以下の件につき報告があった．
１）GKKの編集報告
２）追悼文または追悼ニュースに関する件
３）学会と直接関係のない各種社会的な賞の受賞者の記事についての件
４）投稿規定の変更の件
和文誌編集委員会鉱物学会グループ責任者（赤井）より編集状況の報告があった．
欧文誌編集委員会委員長（藤野）の報告：
JMPSのサイテイションインデックスへの登録をめざし、推薦書類をISIに送ったこと、投稿の電子化を検討中であり、
両学会の評議員には，さらなる投稿と迅速な査読への協力をお願いする旨、報告があった．
３. 科研費助成金について（大谷）：今後も科研費助成金の申請を継続することとし、JMPSについては、岩鉱学会が
申請業務を担当し、岩石鉱物科学については鉱物学会が申請業務を担当するものとした．「平成15年度科研費補助金
学術定期刊行物の公募に関する説明会」の件10月9日(水)開催に千葉とき子岩鉱学会評議員出席予定であることが報告
された．
４ シンポジウム、学術講演会等の開催について、検討した．
来年度仙台での年会で，普及講演会開催検討事項
○科研費補助金 研究成果公開発表（Ｂ）
１）対象：学会や民間学術研究機関等が主催するシンポジウム、学術講演会で、青少年・小中高生や一般社会人の関心
が高いと思われる分野の研究動向・研究内容を、分かりやすく普及啓蒙しようとするシンポジウム・学術講演会等．
２）実施期間：平成15年7月1日~平成16年3月31日
○科研費補助金 研究成果公開発表（Ｃ）
１）対象：我が国の学会が主催する国際会議で、主催にかかる運営体制が確保されているもの．
２）実施期間：１年又は２年．１年の計画の場合の実施期間は、平成15年7月1日~平成16年3月31日
５. 欧文誌（JMPS）の学会事務センター扱い分の処理について報告があった（松井）．
審議事項
１. J-STAGE予稿公開システム利用についての継続審議
国立情報科学研究所の学会発表データベースが 科学技術振興事業団のJ-STAGE予稿公開システムに移行されたこと
による，講演発表要旨のJ-STAGE予稿公開システムの利用について議論し、来年度については、両学会とも、ともかく試行
することとした．
２. 学会のあり方に関するWG
「学会の在り方に関するWG」（土`山）より最終報告書が提出され、その内容についての報告がなされた．この内容については
GKKならびにＨＰに掲載することとした．また、資源地質への掲載についても資源地質学会にお願いすることとした．この報告
を受けて議論がなされ、両学会の在り方については、今後もこれを継続的に議論することとした．
３. 会員業務の両学会の統一性についてのすり合わせ．
岩鉱学会では、学生会費を鉱物学会と同額の4,000円とすることとし､両学会に所属する学生の会費については3,000円とする
ことになったことが報告された.なお､岩鉱学会では､80才以上の会員は永年会員となることが紹介された．
４. 2003年度鉱物学会年会と岩鉱学会年会の開催について
日時と会場のみ決定予約済みであるが、その内容は未定であることが報告された．
１）2003年､鉱物学会年会
日時:平成15年9月27日(土),28日(日),29日(月）
会場：仙台市戦災復興記念館
9月26日は日本鉱物学会関係各種委員会（仙台市民会館会議室）
２）日本岩石鉱物鉱床学会、平成14年度総会並びに学術講演会
日時：平成15年9月30日(火),10月1日(水)
会場：仙台市戦災復興記念館
9月29日は合同評議員会、旧評議員会、懇親会
今後の年会については、両学会の行事委員間で継続的に協議することとした．
５. 2004年度、鉱物学会年会と岩鉱学会年会の開催方式と開催地選定について（月村）
年会の開催地は，両学会が協議して合意のもとに決めることが、確認された。2004年度の開催候補地として岡山が紹介され、
岡山大学、草地会員より報告がなされた．
６．IMA2006について（大谷）
岩鉱学会より、IMA2006対応委員会が設置されたことと、そのメンバー構成が報告された．日程としては、2006年の7月23日
〜28日という案が示された．
７．学会出版物著作権を学会に帰属させることの会則等への明文化について
学術著作権協会からの依頼に基づき、講演要旨集を含む学会からの全ての出版物について、その著作権が学会に帰属する
ことを会則等に明記することとした．
８. JMPS誌増加分の海外への拡販（無償、有償）の件
JMPS誌300部増加分の有効利用として、国際色を増すためにも、
これらを諸外国に配布する件が議論された。
９.そのほか
学術講演会・年会開催地LOCの会計が同一の場合、両学会の補助金額を揃え、会計報告を行う旨、議論された。
次回の合同評議員会は，地球惑星合同大会（2003年5月下旬､千葉幕張メッセ）の際に行なうこととした．
平成１４年度第１回日本岩石鉱物鉱床学会・日本鉱物学会合同評議員会議事録
日時：平成14年5月30日(木)12:30〜14:00
場所：国立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟 C 519
議長：有馬岩鉱学会会長
書記：吉朝 朗（鉱物学会）
出席者：有馬岩鉱学会会長、山中鉱物学会会長、
相川信之、赤井純治、赤坂正秀、荒井章司、氏家 治、榎並正樹、大谷栄治、小畑正明、加藤邦明、神崎正美、
木股三善、草地 功、工藤康弘、小山内康人、榊原正幸、下林典正、鈴木和博、田切美智雄、谷口宏充、千葉とき子、
土山 明、富樫茂子、中川光弘、西山忠男、藤野清志、藤巻宏和、松井正典、松原 聡、宮下純夫、宮脇律郎、
村上 隆、吉朝 朗、吉田武義、計35名
議題
１．報告事項
（１）新雑誌出版の現状と今後についての報告
・和文誌編集委員会委員長（藤巻）報告：GKK30巻5号から31巻
2号を出版並びに編集を行った。岩鉱学会グループでは10編の原稿を査読中である．
・和文誌編集委員会鉱物学会グループ責任者（赤井）報告：鉱物学会グループでは，総説他の原稿約10編を依頼中，2編を査読中である。
・欧文誌編集委員会委員長（藤野）報告： Vol.97 no.2(４月号)を出した。平成13年度の出版総ページ数は,調書の申請ページ数300に対し,
290であった｡JMPSのサイテイションインデックスへの登録をめざし、推薦書類をISIに送った。編集委員の交代が進行中である。また，
アジア地区からの新たな編集委員の加入を検討中である。投稿の電子化を検討中である。両学会の評議員には，さらなる投稿と迅速な査読
への協力をお願いする。
（２）科研費助成金について（大谷）：平成14年度分として220万円の科研費助成金がついたので､両学会で折半し使用する｡その際､鉱物学会
では平成14年10月〜平成15年3月分とし､岩鉱学会では､平成14年度4月〜平成15年3月分として､使用予定である｡なお､今後も科研費助成
金の申請を継続することとし､JMPSについては､岩鉱学会が担当し､岩石鉱物科学については鉱物学会が申請業務を担当するものとする。
２．審議事項
（１） 国立情報科学研究所の学会発表データベースが 科学技術振興事業団のJ-STAGE予稿公開システムに移行されたことによる，講演発表要旨
のJ-STAGE予稿公開システム利用方法について（藤巻、工藤、藤野）報告された。金銭面での援助は無い。講演要旨集の情報公開等に用いる
か、さらに検討を有する。各学会で個別に対応し、次回の合同評議委員会にて継続審議する。
（２）「学会の在り方に関するＷＧ」（土山）より報告書の初案が提示され、議論された。学会統合のメリット・デメリットが示されている。
７月を目処に最終報告書が出される予定。最終報告書は各会員に公表する。
（３）鉱物学会からの岩鉱学会への業務委託について（松井、吉田）：
本件について、配布資料をもとに議論がなされ、その内容（48万円から59万円への値上げ）が了承された。
（４）2003年度学術講演会・年会の開催地につき、両学会で検討し、仙台で行う旨確認された（吉田、月村）。開催時期については、整が必要で
ある旨、了承された。
（５）2004年度の年会の開催方式と開催地選定方法（月村）年会の開催地は，両学会が協議して合意のもとに決めることが、確認された。2004年度
の開催候補地として岡山が紹介された。
（６）雑誌拡販の件
JMPS誌300部増加分の有効利用として、国際色を増すためにも、無償にて諸外国に配布する旨、審議された。
（７）学術講演会・年会開催地LOCの会計が同一の場合、補助金を揃え、会計報告を行う旨議論された。
３．その他
次回の評議員会は，鉱物学会年会（2002年10月、大阪大学豊中キャンパス）の際に行われる予定．