第１９１回鉱物学会評議員会議事録
日時：２００１年６月６日（水） １７：３０ー２０：３０
場所：国立オリンピック記念青少年センター Ｃ５０３室
出席者： 山中高光（会長）、赤荻正樹，大谷栄治，月村勝宏，赤坂正秀，工藤
康弘，下林典正，土山 明，中井 泉，宮脇律郎，村上 隆、入舩徹男、木原國昭、
留 岡和重、松原 聰、山田裕久、（各評議員）
杉山和正、藤野清志、松井正典、吉朝朗(各幹事)、
小野寺幸子（学会事務）
欠席者：赤井純治，田賀井篤平、田崎 和江，中牟田義博，渡辺 隆、河村雄
行，草地 功、堀内弘之、溝田忠人
議題
１）報告事項
○行事幹事（月村）
２００１年度年会は、９月2 7日から10月1日に秋田大学で行われる．岩石鉱物鉱床学会と同時開催となる．
○会員幹事（杉山）
正会員入会２７名、退会１１名の申請があった。
○特務幹事（広報）（宮脇）より、ＨＰの状況について報告があった。
○和文誌（松原）
３０巻４号を編集中である。
○欧文誌（藤野）
９６巻１，２号は６月上旬発送予定，３号は印刷中である．末野重穂氏を記念する特別号を，来年発刊予定．カメラレディーコピー原稿の投稿受け付けを，近々始める予定．
○会計幹事（村上）
中間決算報告を行った。欧文誌への補助金について、採択された旨報告があった。また、２００１年度予算案について報告があった。
○国際交流幹事（松井）
第6回IMA2006Japan組織委員会（11月4日、徳島）において開催候補地の絞込みを行った。候補地として、優先順位の高い順に、東京、神戸・大阪、札幌、金沢の４都市を選考した。次回組織委員会（2001年6月、東京）で、最終候補地1都市を決定することにした。
○国際交流幹事（松井）
第7回IMA2006Japan組織委員会が6月7日17：30−19：00、国立オリンピック記念青少年総合センター、C503室で開催される。
○国際交流幹事（松井）
AGU主催の2002年WPGM（Western Pacific Geophysics Meeting,Wellington,
New Zealand）を協賛（cosponsor）する。
○庶務幹事（吉朝）
日本熱測定科学会、資源地質学会、結晶成長学会、粘土科学会から協賛の依頼があり処理した旨、報告があった。
○地球惑星科学関連学会連絡会委員（土山、ゆり本）
２００２年度の合同大会も東京、国立オリンピック記念青少年センターにて行われる旨、報告があった。
○三鉱学会連絡会（月村）
名簿が本年度出版される。
○「将来の学会の在り方、方向について調査するワーキンググループ」（月村勝宏、宮脇律郎、土山 明）より活動報告があった。岩鉱の担当は吉田、石渡、長内氏である。
○普及講演会（担当、土山他）を８月２１日大阪にて行う。
○鉱物研連（山中）
科研費の審査委員推薦方式が変更になることが報告された。
２）承認事項
○別記の入退会者を承認した。この結果、賛助会員１６、名誉会員２、正会員７８９名で会員数の合計は８０７名である。
○科研費問題検討委員会（宮脇委員長）より、科研費一段及び二段審査委員候補者が推薦され、これを承認した．
○JMPS編集委員として鹿園氏（慶応大学）が承認された。
○欧文誌編集委員として大谷、近藤両氏（東北大学）の承認が行われた。
３）審議事項
○２００１年度学会賞選考委員会の赤荻正樹委員長から受賞候補者の選出経過の説明があり、松井正典会員と松原聡会員の両名を受賞者にするとの報告があり、これを承認した。
○２００１年度論文賞選考委員会の留岡和重委員長から受賞候補者の選出経過の説明があり、篠田圭司会員を、受賞者にするとの報告があり、これを承認した。
○２００１年度応用鉱物学賞選考委員会の山田裕久委員長受賞候補者の選出経過の説明があり、産業技術総合研究所 立山博氏を、受賞者にするとの報告があり、これを承認した。
○櫻井賞選考委員会（加藤 昭、清水正明、中井 泉、松原 聡）より、本年度は櫻井賞受賞候補者に該当者なしとの説明があり、承認した。
○名誉会員選考委員会、５０周年特別賞選考委員会、功労賞選考委員会を立ち上げることが提案され、承認された。
○岩石鉱物科学編集員会内規およびJMPS編集委員会内規を承認した．
○次年度の岩鉱への業務委託について審議した。その結果、本年度同様、年４８万円で、雑誌編集についての業務を岩鉱に依頼することとした。
○２００２年度年会を大阪で開催することを決めた。大阪での鉱物学会は、５０周年記念大会にあたる。岩石鉱物鉱床学会との同時開催の方向で検討を行う．
○５０周年記念行事として、特別シンポジウムを行うことが了承された。
○５０周年記念行事を行うにあたり、募金活動を行うことが提案された。
○「将来の学会の在り方、方向について調査するワーキンググループ」（月村勝宏、宮脇律郎、土山 明）より、本来のワーキンググループとしての活動に加え、岩鉱と合同でワークショップを開くことが提案され議論の後了承された。
４）その他
○次回の評議員会は，鉱物学会年会（２００１年９月２７〜３０日、秋田大学
工学資源学部）の際に行うこととした．