第１９４回鉱物学会評議員会議事録
日時：２００２年５月２９日（水） １７：００ー２０：００
場所：国立オリンピック記念青少年センター Ｃ５０３室
出席者： 赤坂正秀，河村雄行，工藤康弘，下林典正、土山 明、宮脇律郎，村上 隆、（各評議員、平成１３年度まで） 入舩徹男、草地 功、松原聰、山田裕久、（各評議員、平成１４年度まで）藤野清志、松井正典、吉朝 朗、相川信之、木股三善、神崎正美、（各評議員、平成１５年度まで）山中高光（会長）、赤井純治、杉山和正、月村勝宏(各幹事) 小野寺幸子（学会事務）
欠席者： 中井 泉、木原國昭、留岡和重、溝田忠人、堀内弘之、飯石一明、上原誠一郎
１．報告事項
○行事幹事（月村）
・２００２年度年会及び５０周年記念シンポジウムは、１０月１日から４日に大阪大学で行われる．岩石鉱物鉱床学会と同時開催となる．
・２００３年度年会は9月26日-28日に仙台で開催する予定である。岩石鉱物鉱床学会と同時開催となる．なお，鉱物学会年会運営委員会への窓口は，工藤会員にお願いしている．
・５０周年記念行事についての、募金活動の入金状況について報告があった。
○特務幹事（広報、宮脇）
・ＨＰの状況について報告があった。
○和文誌（赤井）
・３１巻２号を編集中である。特集号を計画したい。解説・総説記事への推薦依頼があった。
○欧文誌（藤野）
・９７巻６月号を印刷中である。末野特別号を８月号として出版予定である。
・１４年度助成金２２０万円が採択された。
・JMPSのサイテイションインデックスへの登録をめざし、推薦書類をISIに送った。
・投稿を電子式で行えるように思案中である。
○会計幹事（村上）
・中間決算報告を行った。欧文誌への文部科学省補助金について、採択された旨報告があった。
・２００２年度予算案について報告があった。
・資源地質への業務委託費は170万円（交通費を含む人件費120万円、事務所費、通信費など50万円）。
○国際交流幹事（松井）
・第９回IMA2006Japan組織委員会が５月２８日１２：30−１４：00、国立オリンピック記念青少年総合センター、C503室で開催された。
○庶務幹事（吉朝）
・学術研究団体への登録を新たな様式で行った。
・日本熱測定科学会、資源地質学会等から協賛の依頼があり処理した旨、報告があった。
・ 本会の定永両一名誉会員が本年１月に亡くなられた。本会の桃井斉会員が本年２月に亡くなられた。葬儀に際して鉱物学会として弔電を差し上げた。
○三鉱学会連絡会（月村）
三鉱学会共通名簿の会計報告がなされた．2002年秋にプレハットンシンポジウムが岩鉱と資源の共催で開催される．2003年度の当番学会である鉱物学会から，地球惑星科学関連学会合同大会のセッションに，三鉱として「岩石・鉱
物・資源」を提案する。
○「将来の学会の在り方、方向について調査するワーキンググループ」（月村勝宏、宮脇律郎、土山 明）より活動報告があった。岩鉱の担当は吉田、石渡、小山内氏である。
○普及講演会（担当、土山他）を７月３０日大阪にて行う。
○鉱物研連（山中）
・学術会議のみなおし、地球科学系６から５研連に収縮、組織の変更等について報告された。
○次期会長選挙、評議員選挙管理委員会（木股三善委員長）
平成１４年度候補者の推薦が５月末日に締め切られ、７月末日に選挙結果が出る予定で行う旨、報告があった。
２．承認事項
○会員幹事（杉山）
正会員入会１１名、退会１７名の申請があり、入退会者を承認した。この結果、賛助会員１６、名誉会員８、正会員７７６名で会員数の合計は７９７名である。
○会計幹事（村上）
IMA準備金として、年間１０万円の積み立てを目指す（年会の黒字等をあてる）。
○科研費問題検討委員会（三浦委員長）より、科研費一段及び二段審査委員候補者が推薦され、これを承認した．
○会長候補者推薦委員会の相川委員長より、候補者推薦の経過の説明と、推薦する候補者（３名：飯石一明、木原國昭、溝田忠人各会員）の提案があり、これを了承した。
３．審議事項
○２００２年度学会賞選考委員会の工藤康弘委員長から受賞候補者の選出経過の説明があり、受賞者を検討中である旨報告があり、これを承認した。
○２００２年度論文賞選考委員会の松原聡委員長から受賞候補者の選出経過の説明があり、三宅 亮会員を、受賞者にするとの報告があり、これを承認した。
○２００２年度応用鉱物学賞選考委員会の杉山和正委員長受賞候補者の選出経過の説明があり、平野昌弘氏（三菱マテリアル（株））を受賞者にするとの報告があり、これを承認した。
○櫻井賞選考委員会（加藤 昭、清水正明、中井 泉、松原 聡）より、本年度は櫻井賞受賞候補者に宮島 宏氏（フォサマグナミュージアム）にするとの報告があり、承認した。
○５０周年特別賞と、功労賞についての審議があった（会長が兼任）。
○本年度岩鉱への業務委託金（松井）の値上げについて審議され、この件は合同評議委員会でさらに審議される。
○2004年度（平成16年度）の年会の開催方式と開催地選定方法（月村 勝宏）を議論し、合同評議委員会で確認を行う。
４）その他
○次回の評議員会は，鉱物学会年会（２００２年９月３０日、大阪大学豊中キャンパス）の際に行うこととした．